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インサートユニット(=ベアリングユニット)のグリス潤滑の補給頻度について

送風機にはベアリングが使われています。ここではインサートユニットのグリース潤滑についてグリースの種類や補給量、補給間隔について考えてみます。

インサートユニットには、軸受内にあらかじめ適正量のグリースが封入してあるため、一般的な使用条件では数年程度の間は使用中にグリースを補給する必要はありません。その一方で、・高回転・高荷重などの運転条件や・高温・水分・ほこりなどのベアリングの周囲環境が一般的ではない場合はグリスアップが毎日ないし毎週必要となるアプリケーションも存在します。

ところで、潤滑に必要なグリースの量ですが、一般にはごく少量でよく、ベアリングユニットのグリース封入量は軸受内部空間容積の1/2〜1/3程度です。

上記の様に、グリースの寿命は軸受の形式、寸法、回転数や負荷などの運転条件、温度、ごみ、水分、ガスの浸入の有無などによって影響されますし、原料の鉱油や石鹸基つまり選定したグリースの銘柄によっても大幅に相違します。グリース寿命は絶対的なものとなりえません。いろいろな要因の影響を受けますので、相当の安全を見込んだ「一応の目安」と考えることが大切です。

およその目安をたてることは可能です。送風機のベアリング・グリースの選定は三上鉄工へご相談ください。

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